後立山縦走

後立山縦走二日目 ~双耳峰からキレット、グラートへ~

山荘着

先ほど通った分岐に戻る。そこから五竜山荘に下りていくだけ。しかし単純なルートではなく、こちらもやはり所々岩場がある。歩いていてよくわからなかったが、順番にG2、G1、G0があるはずだ。これらは離れた遠見尾根からはよくわかるそうだが、歩いている登山道からは通り過ぎてしまうらしい。

  

山荘にザックをデポして登ってくる人が多いようだ。何人もの人とすれ違う。こりゃ登りも大変だね。

五竜岳への一般的なルートは、白馬五竜スキー場から遠見尾根を登って五竜山荘へ至る道。恐らく山荘から登ってくる人たちは遠見尾根を歩いてきた人が多いかもしれない。

後立山縦走

まずは分岐に戻ってきた。

後立山縦走

「後立山縦走路」と書かれた古い指導標。

  
後立山縦走

こりゃ山荘から頂上まで登るのも大変そう。

後立山縦走

岩場も一段落。あとは緩く下るだけ。

後立山縦走

五竜山荘は目の前。手前はテン場だね。


そして五竜山荘に着いた。時間は11時45分と今日もお昼前に到着。玄関横には例の武田菱が描かれている。何という威圧感!!

チェックインして部屋に入る。布団は自由なのだが、なんかどれも湿っぽい。横の人がちょっと嫌がっていたが、布団があるだけでもマシだよね。

  
後立山縦走

武田菱が門番をしている五竜山荘。部屋は寒いのでダウンを羽織る。ちょっとガスが出てきたので部屋でのんびりすることにしよう。

そしてお約束のカレーを・・・と食堂に行ったものの、メニューにカレーが無い!! 諦めてきのこうどんを注文。出てきたのは麺よりもきのこの方が多いんじゃないの?というくらいのボリューム。しかしこれが何とも美味い!!

後からチェックインし、隣の布団に来た男性は自分と同じように今朝冷池山荘を出たそうだ。行程をよくよく聞くと、暗闇の鹿島槍ヶ岳を登っているとき、後ろに光っていたヘッデンは彼のものだった。どうやら自分のヘッデンの光を頼りに登っていたらしい。しかし山頂で光の数が合わないため不思議に思っていたようだ。そうだよね、自分はすぐに北峰へ行っちゃってたから。

  
後立山縦走

五竜山荘に来たらぜひ食して欲しい。麺よりきのこの方が多いというくらいのきのこうどん。これ一杯でお腹いっぱい。

後立山縦走

夕食は山荘名物のカレー。トッピングはスコッチエッグとブロッコリー。カレーはおかわりもできるよ。

そして夕食の時間。五竜山荘の夕食はカレーが定番だった。これまた美味いことは美味いのだが・・・狭いテーブルでちょっと身動きが取れず、さっきまで寒いくらいだったのに今は汗だく。

明日も難所が待っている。まずは二日目無事終了。

後立山縦走三日目 唐松岳~不帰ノ嶮~白馬鑓ヶ岳~杓子岳「不帰キレット越え」に続く)


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