御嶽

真っ暗な登山道

  
  

またまた番外編です。またもや御嶽です。

先々週に久々に御岳に登った訳だが、やはり山はいい。2週間後の日曜日に登ってきました。

この時期、単独での北アルプスは心細い。乗鞍はまだ木村さんと登っていないし・・・。じゃあ、登りやすい御岳にしようということだけど、今回は長野県の田ノ原からチャレンジすることにしよう。田ノ原からのルートは剣ヶ峰に最も近く、人気のある登山道らしい。いつも小坂側から登っているが、どんな道だろう?

夜中の0時に自宅を出発。ひたすら国道19号を木曽福島に向かって進む。大滝に入ってからは冬は賑わうであろうおんたけスキー場の道をひたすら上っていく。グネグネ道はうんざりするが、小坂登山口へ行く濁河への道よりはまし。リフトの下をくぐりながら進むと田ノ原の駐車場に着いた。標高は2,180m。まだ辺りは真っ暗。見上げると満点の星空。天の川がはっきりと見える。こんなところでずっと過ごせたら・・・。しかしさすがに寒い。駐車場の所々でLEDのライトが見える。テント泊らしい。車中泊の人も多いようだ。明るくなってから登ろうと思ったが、車の中も寒くなってきたので、さっさと着替えて登ることにする。

しかし、登山道はどこだ? 標識も見つからず、やはりちょっと明るくなるのを待とうと思っていたら、何人かの登山者が鳥居へと入っていったので、ここが登山口とわかった。相変わらずの行き当たりばったり。頭のLEDライトを点け、出発。

  • フラッシュ無しで撮影してみるが、当然何も写らず。目の前にはわずかな星明かりに照らされた御嶽の影が見えていた。

  • ここの鳥居が登山道入り口。ここだけフラッシュ撮影。現在朝4時。寒い!

  • 現在4時50分。日の出はまだまだ。三日月が出ていた。溶岩の上、ルートがわかりにくい。


登山道は階段から溶岩に変化してきた。足元を照らしながら進むのだが、たまにルートを見失ってしまう。ルートを示すロープだけが頼り。右手に三日月が見えた。そろそろ東が明るくなってくるかな?

剛童子、八合目避難小屋、富士見石を過ぎると何とかライト無しでも足元が見えるようになってきた。東の空が明るくなってきている。今日は雲が多いのか。

かなり明るくなってきた。溶岩がゴロゴロしている上をひたすら登る。見上げると先に2,3人の登山者が登っていくのが見える。大きな岩塊を越えると古びた建物が見えた。あそこが大滝頂上である。もうちょっと頑張ってみよう。

  • 東の空が明るくなってきた。ご来光が望めるかな?

  • 大きな岩塊。登山道にはロープが張ってある。

  • 大滝頂上山荘が見えてきた。あの向こうには何が見えるのか?


大滝頂上山荘の横を通り過ぎたすぐ右手に神社が現れた。石段の登り口には「大滝頂上」と書いてある。ここが大滝頂上神社。日曜日なのに誰もいない。時間が早いのか?

  • 「大滝頂上」と書いてある。登山口から1時間40分くらい。

  • 見事な大滝頂上神社の鳥居。

  • それにしても静か。周りは誰もいない。


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