五ノ池小屋から摩利支天を目指して目の前の山を登るんだけど、ここも岩盤が積み重なって足元がかなり不安定。ようやく祠のあるピークに到達。最初御嶽に来たときはここが摩利支天と勘違いしてたんだよね。周りは多くのザックがデポしてある。多分摩利支天に向かった人たちなんだろう。
ここからの眺めも最高なんだけど、今日は雲が多く、乗鞍がちょっと顔を出すくらいでアルプスは雲の中。継子岳が眼下に見える。高いなー・・・。
眼下に五ノ池小屋と継子岳。その向こうの雲海の中に乗鞍が見える。
登ってきた登山道。なるほど、「ジグザグ」だね。
二ノ池小屋も見える。今日は剣ヶ峰へは向かいませんよ。
さて、小休止もしたし、摩利支天へ向かいましょう。先を見ると特に上り下りもなく稜線に沿って登山道が延びている。小坂側からの風が遮られるせいか、さっきよりかは肌寒さを感じなくなってきた。あらあら、先に団体さん。ザック背負ってないから、さっきのデポした人たちなんでしょう。最後ちょっと岩場を登ると摩利支天頂上。あれ?標識は?
よくよく見ると岩の上に標識があった。岩を越えると標識発見。かなり狭い山頂だね。お、三角点ゲット!
ここが摩利支天の山頂。岩の上に標識があり、人が数人しか立てないほど狭い。
剣ヶ峰をバックに。摩利支天山2,959.2m。本日の最高到達地点だ。
三角点ゲット! 「雑談」の「三角点ゲット!」に追加しておこう。
団体さんは適当に去っていった。静かな山頂に独り。いい雰囲気だね。よく見ると岩稜は更に延びているが、進むのは危険。向こうに尖った山があるが・・・何だろう? 珍しく地図を広げてみる。
継母岳・・・?いや、コンパスで方向を確認すると・・・ 三浦山だ!
実は継母岳だったことが後から判明。相変わらず地図も読めないしコンパスも使えない・・・。
おばちゃんが一人来た。標識の岩を覗いている。
「そこ山頂ですよ。標識あります。」
「鳥居とか無いんですね。」
「なーんにもないですよ。」
おばちゃんに別れを告げて戻ります。
あの尖った山が継母岳。登山道は長野県西部地震で崩壊したそうだけど、山頂には祠が残っている。
サイノ河原。木村さんの苦手(?)スポット。雨期には手前に水が溜まり、六ノ池と呼ばれるそうな。
ちょっとガス出てきた。今来た道を引き返しましょう。